女性起業家のブログ 〜なりたい自分をあきらめない〜

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フェミニズムを話し合ってみました

先日、大変興味深い座談会に参加しました。「フェミニズㇺ」について、20代の女子大生と40~50代のママ世代が、どんな知識を持っていて、生きにくさや不思議に感じて来た事などを出し合う機会でした。

最近、フェミニズムについて、本を読んだり話を聞く機会が増えて来ました。私がフェミニズムを知ったのは、TV番組で田嶋陽子さんが怒涛の喋りで、男性陣を論破している場面以来かと思います。そして、子どもの頃から、女は黙っていろとか、女のくせにとか、田舎ではそんな意味不明な差別発言を聞いていました。強い反発心と見返してやる的な、青い感覚なのか怨念を持っていたのは事実です。

そして常々、女性はどうして「能ある鷹は爪を隠す」になってしまうのか、不思議でした。私はそんな窮屈な社会から飛び出すべく、20代前半にイギリスへ留学しました。外国へ行くと、性差とは別の違いがあまりにも顕著でした。それは、宗教、人種、言葉の違いなどなど、島国日本では見られない、大きな違いが人間にはあると知り、同時に、意味不明な女性蔑視をする日本の村社会の小ささを、情けなく感じたものでした。

 

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<打倒コロナ!>

それはさておき、20代の大学生の女子たちの意見を聞く機会が持てたのは、とても興味深いものでした。話は「フェミニズムってどういう印象だった?」から流れ、等身大の20代前半の女子が抱える問題点も見えて来たように思いました。彼女たちが感じている不安は以下の様でした:

 - 就職してブラック企業だったら、結婚や出産のタイミングを逃しそう

 - 起業したいけど、出産と子育てと両立はできないんじゃないか

 - いい人と出会えたら結婚したいと思うけど、現実は厳しいかもしれない

 - 同じ人と80歳とかまで一緒にいるなんて、想像したくない

                            などなど・・・

年を重ねて様々な経験をして来た熟女世代は、何てカワイイのだろうと、思ってしまいますが、当人にしたら切実な思いです。かつては私たちだって悩みました。

私は女性として生まれた以上、貪欲になった方が良いと思っています。それは:

 - 高学歴であること

 - やりたい仕事をトコトンやる

 - 子供を産む・育てる(結婚する・しないはお任せ)

 - 家族との時間を育む(介護も含めて)

これから社会で活躍する女性が、子どもも生んで、不安がない生活を築いて行けるのが何よりです。そうする為に、大人の私たちが、社会を整える力添えをすれば良いんだと思います。きっと一般人の私たちママ世代だからこそ、できる事はあるはずです。

 

このコロナ危機で、世界各国では女性リーダーの迅速な対応、そして慈愛の感じられる国民へのメッセージが高く評価されているようです。日本でも近い将来、強くたくましく優しい女性リーダーの登場を期待したいものです。

 

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