バリバリからゆるゆるへ、それで生きていける!
バリキャリウーマンなる言葉、昔ありました。男女雇用機会均等法が施行されてから、バリバリ働くキャリアウーマンが増えました。高学歴でバイリンガル以上で、とにかく聡明な女性が目立ちだした頃。
しかし、女性の人生は忙しく、仕事~結婚~出産~育児~仕事復帰するしない~介護・・・人生をかけた選択をしないといけません。何故か女性へ寄せられる期待は一方的に重くて、四六時中大忙し。母になるや、育児たるものも、相当な重労働だし神経をすり減らすもの(喜びもひとしおですが)。
私もバリバリと仕事をし続けて来て、心身がボロボロになりながら、何とか生き抜いて来ました。自分にムチを打ちまくり頑張り過ぎて、40代半ばで突然乳がんに罹患したりと、厳しい年月を過ごして来ました。
そしてふと、地球と人間を同じ生物として捉えてみました。
痛めつけられ、利用され続けた地球は、とうとう悲鳴をあげて、公害による温暖化が進み、森林や動物が絶滅して行っています。昨今では、50年に一度の大雨など、毎年のように、大きな被害が出ています。夏も猛暑なんてものじゃなく、結果、人間にツケが返って来ているとしか思えません。コロナウィルスなどの脅威も、私たちに対するメッセージのように感じます。
そして、無理をし過ぎた人間も、心身のバランスを崩したりして、本当はそこまで必要じゃないことに振り回されて、疲弊しているように思います。無理やり帳尻を合わす為や、利権やお金を得る為に、嘘を重ねる大人も多くて、絶望します。こんな世の中を、これからの子どもたちに引き継いで行くのは、申し訳なさ過ぎです。
競争社会で病気になる人は増え、コロナでは世の中が急変し、地球は大惨事。
やはり、ここいらで新しい人生の過ごし方を、真剣に考えてみるしかないと、強く思います。人間が自分にも社会にも優しくなって、一人ひとりの個性と能力を生かして行けば、凸凹が上手い事うまって、結果バランスの取れた、素敵な世の中が作られていくと、ざっくりとですが、思っています。
子どもたちは、あちこちへ移動して体験型授業を行って、本質を体感して学んだり(農業、林業、漁業など)、大人の仕事も東京に集中せず、豊かな時間と空間を得て、テレワーク中心にする、自給自足にも挑戦。誰とも競争なんかしない、協力する!
人間が無理しないで生きていれば、地球も自然な形で美しく存在するんじゃないかと、そんなことを思っています。