女性起業家のブログ 〜なりたい自分をあきらめない〜

起業のこと、女性の生きざまなど、発信中!

本当にハッピーな働き方

私のビジネス的な価値観が、180度変わった話を書いておきたいと思います。

 

30歳まで普通にOLをしていて、お肌がボロボロになるまで働く、激務OLでした。

起業したのも30歳。実績も信用もお金もないから、ガツガツやるしかなく、お金が減って行く不安と、大丈夫かという大きな不安、でも何故か湧いて来る”将来が楽しみな気持ち”。一人だったし、失うものは何もないというのは、強みでした。最近になって、こんな話をすると「ブルドーザー戦法」と言われたりしています(笑)。

 

1999年当時は、今よりももっとあからさまに、嫌みを言う人が多かった気がします。銀行の法人担当者、不動産屋、商業施設や百貨店のオジサンたち・・・。オンナに何ができるんだ?という、圧力感。

 

そこそこの規模の企業で活躍する女性は、当時は稀でした。でもその稀な存在にまで上りつめていた女性たちは、強かったし賢かった!

 

セクハラやパワハラを蹴り飛ばして、実力と夢を背負って、オトコ社会を生き抜いて来た人たち。30歳そこそこの女性起業家がふと現れると、とても喜んで応援してくれました。

 

私も彼女たちから、たくさんの勇気をもらい、携わるビジネスを1ミリでも良くしたいと思い結託したものでした。日本初の商業施設のフロア構成を企画し、成功に結び付けた彼女たちとの仕事の数々は、未だに誇りです。

 

 

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とは言え、生身の人間ですから、ガツガツのブルドーザー戦法は、長くは続けられません。常に前年比を越え、新しいモノ、新しい取り組み、顧客満足度アップは当然、お客様のご意見には例え理不尽でも従う・・・。

 

そんな働き方で、本当にハッピーだったか・・・。仕事は競争・・・?

社員が疲弊して辞めて行く度に、社長としての在り方や、社会の窮屈な慣習に、疑問を持ちました。

 

今、前年比なんて関係ない!私たちがハッピーだったらそれが最高!

そう胸を張って、仕事をしています。問題は全くありません!

 

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 ※知識マッチョになる為には、読書が欠かせない!

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起業当初の悔しい思い出

起業当初、銀行窓口で、とても悔しい思いをしました。

 

最初から輸入ビジネスを企てていたので、海外送金ができた都市銀行に口座を開設し、ネットバンキングなんぞも無かった時代で、しょっちゅう銀行の窓口を訪れていました。

 

ある日、法人窓口で対応してくれた男性がいました。

男性)資金がご入用でしたら、融資とか相談してくださいね。

私) まだそんな規模でもなく、融資は必要ないです。

男性)はぁ?!こちらもそんな小規模の新会社に融資なんてできませんけどねっ!

私) ?!(じゃあ、何でそんなこと言ってきたのさ?!)

 

もらい事故にでもあった気分で、何ともやるせない気分・・・。日本の社会は、新人や夢を持って頑張ろうとする人々の翼を折るのかと、泣きたい気分でした。

 

ならば、いつかその銀行から、融資を受けていただけませんか?と言われる存在になり、その依頼を丁重にお断りしてやろうと、決めたあの日を思い出しました。

ほんの5年後、私の思惑通りに事は運び、すっきりと融資をお断りしたのでした。今から20年も前の話です。

 

今は良い時代になりました!会社設立も簡単になりましたし、安価で起業できます。より多くの人が個人事業主になったら良いのに~と思う私にとっては、どんどん背を推したい気分です。

 

ソフトに起業する方法や、どうやって起業して行こうかと思っている方々の、道標になれたら嬉しいです。ご相談ください。

 

 

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インパクト大のキッチンアイテムは、起業当初から一押しです!

 

 

恐怖の元

恐怖に感じることは、どんな事があるでしょう?恐怖とは言わなくても、不安に感じることって、何でしょうか?

 

恐怖や不安を取り除くには、知識をつけることに尽きると思うんです。

 

私は事業を興してから、ずっと金銭面に対して、恐怖心を持っています。起業時、ほぼゼロ出発だったので、お金がない事の恐怖は身に染みています。月末が来るのが怖い日々もありました。

徐々に事業が軌道に乗り始めて、資金繰りに悩む日々から解放された時期もありました。でもひと度、歯車が狂い始めると、あっという間にバランスが崩れるのです。

 

そんな時、お金の専門家へ相談したりしました、何人にも。日頃は自分の判断で決定していたというのに、困ると他人を頼るというのは、やはりNGだと思いました。

 

他人は他人。自分のこと、自分の会社のことは、自分で最終決定をくださないと、絶対に上手く行かないと、学びました。人に聞いたり、本を読み漁ったりして、知識を蓄えるに尽きます。でないと、あっという間に騙されます。お金目当てに、人の弱みに付け込む人はたくさんいるのです、悲しいですが。

 

だから、知識マッチョになるのみです!そして人を見る目を養いたいですね。

 

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一人でも多くのチャレンジャーが、下手な罠にはまらないように、アドバイスできる存在でありたいと思います。

納得の行く判断と行動を、応援したいと思います。

 

 

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デジタルライフ大満喫

コロナでリモート活動が活発化して、便利になったものです。育児真っ最中のご家庭では、活動範囲もぐっと広がったのではないでしょうか。

 

我が家はまだ小学生の子どもがいるワンオペ家庭なので、夜間の外出や習い事など控えていました。ところが、周囲がZoomなどを利用した会合に慣れて来てくれたのもあって、デジタルライフをかなり満喫しデジタルを使い倒しています。

 

オンラインでのミーティングや茶話会交流はもちろん、毎週ヨガレッスンもオンラインでやっています。これが着替えなくて済むし、通う手間暇は無いしで、ワーママの強い味方ですね。

 

子どもは、ピアノをオンラインで習い始めました。なんと先生は札幌在住。

 

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デジタルライフが当たり前になって来た今、次はデジタルノマドを目指しています。国内外どこにいても、ワーケーションできる生活スタイルを実現させる予定です!

 

 

百聞は一見にしかず

先日、友人主宰のフェミニズムの勉強会があり、上野千鶴子先生もご参加くださいました。

「現役女子高生が専業主婦になりたい」っていうのを、どうやって諦めさせるか(笑)という話にもなりました。このテーマは、上野千鶴子先生の著書(以下)の中でも触れられています。

 

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生きがいや経済面でも、これからは既婚者も共働きをした方がいいけれど、社会に出て揉まれて大変な目に遭うことを、やる前から恐れているようです。楽をしたいか、傷つくのが怖いのでしょうね。

 

私は気の済むようにやればいいと思っています。他人の助言に従って、こんなはずじゃなかったというのが一番悲惨。だったら、納得いくように本人が決めればいい。中途半端はダメですよ。

 

主婦になって気付く事、そしてその時点で方向転換をすることも可能です。百聞は一見にしかず、だと思うのです。働いてみて、実はやり甲斐があって人生が変わった!と光り出す人もいます。

 

心の奥では、一人ずつが誰でも持っている才能や能力を活かして、仕事しようよ!と叫んでいますがーーー。

 

 

価値観マップ

先日、プロフィール漫画制作のワークショップがあり、友人の漫画家の開催だったので軽い気持ちで参加してみました。

自分の生い立ちから掘り起こすワークがあって、自分を俯瞰して見つめる、有意義な機会になったのです。

どうやって現在の私が出来上がって来たのか、大きな変革はどこにあったのかなど、振り返ってみるいい機会でした。人生にはあれやこれやと勃発するのですが、私の価値観を大きく変えてくれた第一弾は、20代前半に2年間留学したイギリスでの日々でした。

 

日本にいると、安全だし守られている安心感がありました。言葉も通じるし、どこの出身かと伝えれば、何となくの情報が得られ、共通の知り合いがいたりなんかもします。そんな安全大国JAPANで育った私は、いきなり行った英国ロンドンで、価値観ガチャポン体験をしたのでした。

 

やっとの思いでたどり着いたホームステイ先。初の海外ライフ。ずっと長電話しているステイ先のお母さん(Landladyという)は、食事の時間になっても無視・・・。集合住宅のカギは壊れて開かないし、結構切ない思いをしたので、ステイ先の紹介元へクレームを入れて引越しを希望しました。その夜、鬼の形相で怒りを露わにしたLandladyは、私は○○〇人なんだ、苦労して来たんだ~、何の不満があるの?、みたいな事を、留学して来たばかりのアジア人にぶつけてくる始末。

その「○○〇人」の英語が理解できずにいると、辞書で調べなさいと言う。辞書には「Jewish=ユダヤ人」と書かれていました。その時のLandladyの魔女の様な目つきを、忘れることはありません。

 

頭の中をグルグルと巡る「ユダヤ人の歴史」。アンネフランクの本を読んだ程度にしか理解できていなかったけれど、平和な日本人には想像もつかない様な、壮絶な歴史を生きて来られたのだろうと想像する事しかできませんでした。

 

それからも、あらゆる人種の人たちと知り合って来ました。4か国語を流暢に操るスイス人の若者たち、授業中に突然バナナやリンゴを丸ごと食べ始める自由なカメルーン人、友人のアパートに「思い出を作ろうと」夜這いしてくるエロインド人、スリランカのサリーを来て訛った英語で教鞭を取る先生、ブータンから来たアボカド好きのお坊さん、実は在日韓国人の方々、家には10人ものお手伝いがいるインドネシアの娘さん・・・などなど。

 

もちろん、アジア人への差別もありましたし、お金を頂戴と駅に座り込む現地の若者たちも日常的に見て来ました(アジア人を罵る割にお金は勾う不可思議)。濃い二年間で、狭かった価値観が大きく変わったのです。

 

日本へ帰国後社会へ出ると、小さな事で縄張り争いをする上司たちや、足の引っ張り合いをする無意味な人たち、愚痴ばかり垂れる人たち、男尊女卑の典型な人たちなどを目の当たりにしても、それほど驚きはしませんでした。なんて了見の狭いオトナなのかと呆れていました。世界に目を向けると、生死をかけて生きている環境の人々もいる中、恵まれているのに、なぜ周囲と協力すらできないのか、不思議でした。

 

そんな窮屈事態から抜け出すべく、起業の道を選択したんだと、過去を振り返って見えて来たりしました。

 

価値観を変えた出来事、まだまだあります。もっと深掘りしようと思うこの頃です。

 

 

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ネガティブノートを導入して気付いたこと

ネガティブノートと聞いて、デスノート?と思うかもれません。

誰しも、モヤモヤしたり、イライラしたり、負の感情から抜け出せない時、ありますよね。そんな時に、負の感情をとにかくノートに書きなぐるのです。それが、ネガティブノートです。

 

ものごとには、光と闇が必ず存在します。いい事もそうでない事も、同じくらい起こるのが人生なので、負の感情が発生するのは当然です。なるべくなら避けて通りたいですが、次に起こる’いい事’の準備だと思って、素早く通り抜けたいものです。

 

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数週間前から「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本のワークに取り組んでいて、アウトプットすることの大切さを実感していました。思いがけない自分の感情や思いを発見することができるんです。

 

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ネガティブノートに並ぶ文言は、始めは文句や愚痴。その後、どうして自分はそう感じたのか等、俯瞰して見ることができます。自分が生きて行くうえで大切にしているものは、何だったのか、そんなところまで見えて来るのが、不思議です。

ちなみに私の場合、「共感」「思いやり」「笑顔」「楽しさを共有する」ことが、人生で大切にしたいポイントだと気付きました。

 

こうやって感情を分解して、気付いて行くと、すっきりして来て、無駄な寄り道をしなくて済むのではないでしょうか。お勧めの手法です!

 

 

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