「Small is Beautiful」そして「Simple is the Best」を目指す
その昔聞いたことがあるかもしれません。企業経営に対して「小さいことが美しい」「シンプルがベスト」という言葉です。
私も起業後、いつしか会社をもっと大きくしようとなり、その為に生じる様々な業務や人事関連がどんどん複雑化しました。そうすると、目が届きにくくなり、把握しきれない事が多発し、ロスも多く出るものです。とは言え、企業は発展すべきもの。その辺りは向き不向きなど、あるのかもしれないですが。
20代の頃、イギリスのヴァージングループの子会社に勤務したことがありました。かの有名人、リチャード・ブランソン氏が率いた会社でした。彼はいつも「Small is Beautiful」と言っていました。立ち上げる事業をどんどん子会社化しました。その後、売りに出すことが多かったので、事業を売るという作戦として、成功していたのだと思います。
ひとり起業や個人事業主で事業展開をする場合、やはり小さきにこだわり、極力シンプルを心がけたいですね。自分の能力を最大限に活かす為には、固定経費や無駄な経費を極限まで無くすこと、外注や横のつながりで仕事を廻す事・・・。このようにシンプルにし尽さないと、自分の本来の能力が削がれてしまい、パフォーマンスが落ちます。
というのが、ひとり起業から中小企業へ、そして更に無理して発展させようとした、私の反省から来るテーマです。
最近のコロナウィルス騒動で、あらゆる経済活動や働き方なども急激な変化をもたらしています。大会社にはできない動きの速さと、機転を利かせる事のできる行動、個人の力が活きる時だなぁと感じています。軸を自分の中心に強く持って、皆で厳しい時代も乗り越えて行きたいですね！
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