フェミニズムの月例勉強会
かれこれ1年以上前から、友人が主宰するフェミニズム勉強会に参加しています。コロナ禍もあって、初回からずっとオンラインで開催されていて、10~20代の大学生から、30~50代の社会人と、幅広めの年代がゆるく参加しています。
フェミニズムのワードって、意外にパンチが強くて、煙たがられる時もあるかもしれません。でも、よくよく調べて行くと、フェミニズムの定義は「弱者が弱者のままで幸せに生きられる社会を目指す」思想なのです。性差別に対して吠えるイメージとは、実は全然違うんです。
主宰する友人は、東大名誉教授の上野千鶴子先生と繋がり、共に勉強する機会を作ってくれました。今まで何度となく、オンラインで上野千鶴子先生とフェミニズムについて意見を交わす機会もあり、濃いパンチの利いた提言や、社会に投げかける思想のインパクトに、ノックアウトされそうになりました。もちろん、いい意味で。
先日は「夫婦別姓」がテーマでした。私自身、2003年に事実婚をして、子供を2人出産しました。その経験を元に、手続きのことやその可能性等についての意見をシェアさせてもらいました。現在、事実婚を選択する夫婦は超マイノリティだと思います。マイノリティとは言え、各個人の信念や事情がある訳で、やはり社会の中で認め合って行けたら良いなと思います。白か黒だけじゃなく、選択の幅がもっと広くなれば良いです。
弱者でもマイノリティでも、一人の人間には変わりはないので、各々の個性が尊重される社会に、何とか近づいて欲しいと切に願います。フェミニズムってそういう活動なのです。