情熱を乗せて発信した結果
このところ、雑貨輸入販売業の方が忙しくなっていて、日々慌ただしく過ごしております。これは元々の本業でした。
前年度までで、販売形態をネットメインに切り替えて以来、久しぶりのポップアップショップの展開が始まりました。渋谷ヒカリエで2週間お世話になります！
販売はヒカリエのスタッフさんにお任せしております。過去に何度か展開した際も、多くの顧客様がいらしてくださいました。スタッフさんからは、お話好きの濃いファンの女性が多いですね！商品のこと、たくさん教えてもらいましたよ、とのこと。
そうなんです。うちの顧客の方々は、お話好きの女性が多く、商品への愛を熱く語ってくださるのです。気付くとお客様同士が会話していたり・・・。商品だけじゃなくて、お客様たちまでもが、一人歩きしているような感じ。
どうしてここまで熱くて濃いお客様が多いのか考えてみると・・・
- 長年に渡り情熱的に仕事をして来たから、その熱が伝染した
- 人々の心に響く商材を追求して来たから、共鳴を呼んだ
- デザイン性だけでなく、実はとっても実用的だから
- プレゼントにも最適で、贈った人の笑顔が見られるから
丸っとまとめると、商品に思いや情熱を乗せて発信して来たことが、伝わっていたのだろうと思えます。
気持ちに従って、幸せを追求していくと、思いがけない結果が付いて来るのかもしれないですね。
今日からの2週間、渋谷でどんなお話が聞けるか、楽しみにしたいと思います！
自分の都合を押し付けず、客目線で！
最近、移転して新規OPENしたパン屋さんの話です。
世田谷区の高級住宅地で、移転しリニューアルオープンした、フランス系のパン屋さん。以前から、バケットやオリーブが練りこまれたパンやラスクが美味しくて、よく買っていました。パン好きには嬉しいパン屋さん♪
急に閉店した後、別場所でリニューアルオープンしたので、嬉しくなって、いそいそと買い出しに行って来ました。驚いたことに・・・
- あれ、品数が少ない
- あれ、前よりも高い
- サイズも小さくなっちゃった
・・・です。
買いたいものがありませんでした。残念。
店舗の床面積は小さく、厨房が別のところにあるのかもしれないです。それにしても、小綺麗になって高級感が増したものの、残念な状況に感じました（期待し過ぎたか？）。
私も長年、店舗経営をして来たので、オーナー側の気持ちがよーく分かります。目指すものと、求められるもののギャップは、やってみないと分からないこともあります。1か月・3か月と運営して行く中で、改善改良が進み、息の長い愛されるパン屋さんになってくれるよう、願います！
客側の目として、こんなことやったら良いなと思うのは・・・
- 種類を増やして、もっとマルシェ的な展開にする（現状はポツンポツンと高級感出し系）。このエリアの人たちは、たくさん買うと思う。
- サンドイッチ（バケットのサンドイッチが元々美味しいお店）と美味しいコーヒーを導入して、ランチやブランチ需要に応える。セット価格600円がいい。これが集客装置になる！
- 価格を見直す → 20％程度下げる工夫を！
改装費用や出店費用など、初期投資がかなりあることでしょう。でも、そういった自分の都合を、商品や店舗に押し付け過ぎずに、長い目で見て、住宅地のお客様に愛される良いお店作りをして欲しいなと、老婆心ながら思うのでした。
お店も私たちの満足度も、共存共栄ですね。
女性の力を応援したい
「日本女性は輝けず」との記事が、ヤフーニュースに載っていました。政権が掲げた「ウーマノミクス」が失敗だったと、酷評されていました。
次期総裁選に女性の候補者がいないことや、女性の就業率は52.2％に達しつつも、半分以上はパートタイムか契約労働者。そして女性管理職は12％しかいない。
これは現実で、掲げた理想からほど遠い結果かと思います。女性が輝ける社会になかなか近づかない理由は、複合的かつ深すぎるとは思うのですが、私たち女性の意識の持ち方も、大いに起因していると思ったりします。
母らしくとか、女らしくとか、女性はオトコ社会に都合のいいように洗脳され続けて来ました。そして、自分の幸せや才能を発揮することを、後回しにされて来たのだと思います。
学生時代は往々にして女性が優秀で、社会に出てからも、調整能力や交渉能力も高い人が多いと感じます。それなのに、家庭内に閉じこもってしまい、子育てに人生の大半を費やしてしまう。かなり勿体ないことです。
＜シニアグラス(老眼鏡)も、オシャレに決めましょう！＞
旦那の出世や子どもの教育や学歴のブランド化に全力で向かう女性も多い世の中ですが、もう時代は令和です。一人一人が才能を開花して、社会で活躍しなくてはいけません。
コロナの影響で、在宅勤務やリモートワークが普通になりました。自分の動ける貴重な時間を作って、アウトプットや仕事がしやすくなりました。時間に縛られない働き方がし易くなったということですね。
何かしたいけれど、何をしていいか分からない人は、自分の好きなことや得意なことを、洗い出してください。そして、ブログでもノートにでも、アウトプットを始めてください。続けている内に、ふと、次の流れが見えて来るはずです。まず3か月は続けてみてはいかがでしょうか。
今できる事から、少しずつ始めて行きましょう！
起業に向く人
先日「起業に向く人ってどんな人？」という質問を受けました。
長い目で振り返ると、重要だと思える要素がいくつかありました。
- 約束を守る人
- フレキシブルな人
- 起業したいと思っている人
- 情熱と愛があること
- 自分で決断できる人
至って普通で、基本的なことばかりでした。
突然ミラクルは起きない訳で、日々の気の持ちようや、小さな行いの積み重ねの末に、ミラクルのような出来事が起こるのだと思います。
取り扱う商品や企画やサービスに、情熱と愛を乗せて行くと、そこに魅力が生まれて、強くたくましく羽ばたくのだと、つくづく思います。
＜ロングセラーの大人気商品・洗剤詰め替えボトル。愛で一杯♡＞
私が手掛けている輸入雑貨ショップは、スタッフの愛にも育まれて、丸でミラクルのような羽ばたきを見せました。
やりたいからやる、私にしかできないことをする、そんな思いで唯一無二の起業に踏み出せたら素敵ですね！荒波は訪れるものなので、その時にどれだけ、その仕事に情熱を持っているかで、乗り越え方も変わってくるものです！
信じてみて、覚悟を決めてみる！
難しいことや新しいことを始めようと思った時、周囲から寄せられるネガティブな声も気になりますが、やはり一番高いハードルは、自分自身なのだと思います。
ついつい目の前の諸問題や変化が気になってしまい、一歩前に進めないことって多いですよね。不安だし、自信はないし・・・。そんな時は、もっと遠くを見る癖をつけるのが、お勧めです。
やりたい事が、何故か、何のためか、思いっきり掘り下げてみる。
そこへたどり着く為に、どの道を選んで進めばいいのか、
遠くを見ることで、自ずと動き出せるきっかけが生まれるのだと思います。
＜ロングセラーのおろし器「マダム」＞
私の場合、20年以上も輸入雑貨屋をやって来ましたが、当初の夢と狙いは「日本の女性へのエンパワーメント」でした。
等身大の私が、社会に良質な刺激をもたらして、人々の感性が豊かになり、幸せを感じられるお手伝いをしよう！と思っていました。そうしたら、フランスで運命的な出会いを果たし、フランス雑貨を取り扱うことになって行きました。まさか、店をやるなんて、考えてはいませんでした(;^_^A
20年かけて今、多くの皆様に商品の魅力や、フランスという海外から届く文化の刺激を届けて来れたのかなと思っています。そこに、たった一人の思いと行動で、できる事もあるというメッセージも伝わると更に嬉しく思います。
不安も失敗もたくさんありました。でも、信じる物は救われる、というのか、覚悟を決めてやり続けたことが、結果オーライ、良かったのだと思えます。
環境は大切なので、選んでいこう！
環境って大切だなぁと、思った話です。
生まれた国や家庭は、選べないけれど、身を置く環境は選べますよね。
私たち人間は、意思が弱いのは否めないので、自分の理想や心地よい環境に近いところに、身を置くことが大切だと思うのです。自分を高める為に。
地方出身者の私、その昔、高校受験に失敗していたら、きっと地元でヤンキーとかヤンママになっていた事でしょう。紙一重の違いで、私はヤンママにならず、都内へ進学した後、海外留学にまで繰り出しました。危なかったなと思います。
最初の会社員時代、社内イジメにあった事がありました。輸入メーカーの商品企画部に新卒で採用されたのですが、どうやらその会社では人気の部署だったようで、妬む人々に仕事で足を引っ張られたり、嫌みを言われたり、散々な目に遭いました。英語が話せるからというのもイジメられる要因でした、笑えますが。
会社の業績を上げる為に皆が協力し合うものだと思っていたところ、裏では足の引っ張り合いだらけ・・・。残念でしたが、1つ大きなプロジェクトを成功させたら転職する！と決めて我慢し、2年後にその会社とはおさらばしました。
その後の転職先では、ロールモデルになりそうなバリキャリウーマンや、人の懐に入り込みいい仕事をする先輩方、ズルく計算高いおじさんたち、飲み会こそが仕事！と夜な夜な飲み歩く大人・・・色々と学ばせてもらいました。
付き合う人々から好影響を受けたり、自分の能力が発揮しやすい環境だったり、思いやりのある環境に身をおく、もしくは作るなどして、気持ちよく生きていきたいものですね！
＜星の王子さまは、広く人気のストーリーですね！＞
仕事に夢と誇りを！
やりたい事を、徹底的にやる。
後先を考えずに、徹底して打ち込むのは、正直怖いものです。
でも、本気で取り組まないと、結果だって付いてこないし、
何よりも徹底的にやった方が気持ちが良い。
私が起業に踏み切ったのは、30歳になった時でした。（女は三十路から！）
同世代の友人は皆、結婚や出産などで、新たな人生をスタートしていましたが、私は迷わず起業しようと思いました。自分にも何かできるはず、失うものは何もない、やってみよう！という心構えでした。
やっと夢が実現したと思えるまで、5～6年はかかったけれど、お金が無くても、怖くは無かった。自分を信じて徹底的に仕事に打ち込めたのは、大きな目標があったから。
幸せを感じられる人を増やし、多くの人を笑顔にしたい！
そうして、商売ネタに出会い、フランスの輸入雑貨店を開業する運びとなりました。
仕事は『やりたいから、好きだから』やりたい。
恐怖心を埋める為にとか、見栄の為にとか、自分を押し殺して辛抱しながらとか、心身によくない仕事はしない方がいい・・。
守らなければいけないものがあるけれど、
誇りをもって成長に結びつく仕事をして行きたいですね。
