ビジネス円滑の秘訣は、コミュニケーション力と戦略が全て
私は起業後、一人でヨーロッパに渡り、仕入れ先を見つけては交渉して来ました。自分の信念を持つこと、それを伝える力、そして一緒に仕事をする人々と信頼関係を築く力を磨く。その繰り返しの中で、随分と世渡りする力も養われてきたと思います。そして、どうしたら伝わるか、分かり合えるかを、常に試行錯誤しながら、全力で体当たりするがごとく接して来ました。孤独感はありましたが、全く苦痛ではありませんでした。
今になって思うと、駆け引き云々よりも、丸裸な状態で飛び込んで行ったというのも、相手に信頼される結果を作ったのかもしれないです。外国では、遠慮や遠回しな言い回しなど通用しないので、常にダイレクト戦略（！）でした。
数年経った頃、フランス企業の方々に「日本とのビジネスにおいては、貴女以外とは組まない」と言ってもらえた時の喜びは、この上ないものでした。信頼関係は国境を越えても築けるのですよね。
かたや、日本においては、ダイレクト戦略は通用しないように感じます。それこそ、駆け引きや忖度、そして裏にある事情が複雑に介在している為、交渉事は大抵一度持ち帰って上司に相談し、複数回に及んだりします。私は上司がいない立場なので、持ち帰ることができず、話が早く済んでいたかもしれません。奥ゆかしさ、という和の意識も素敵なものですが。
私のポリシーは「共存共栄」ですので、ビジネスで関係する以上は、お互いにメリットのある状態を作ろうといつも考えています。お店を運営し商品を提供する場合は、如何に消費者のお客様が望み、笑顔になれる商品を提供できるかを考えて、バイヤーをしています。海外の仕入れ先にも、単発ではなく長いお付き合いのできるデザイナーやメーカーを探し交渉し、信頼関係を築いて来ました。生活習慣の違いで、欧州には無くて、日本の消費者に提供したい物があったら、自力でデザインをしてアジア諸国の工場で生産をして来ました。例えば、マグカップやお皿、ランチボックス、メモ帳やポーチなどなど・・・。このデザイン・生産の指示等にも、コミュニケーション力が必須だと感じました。
言語はツールであって、そのツールを使いこなして、考えや要望を伝える情熱があることが、成功に繋がるのではないかと思います。母国語、外国語は関係なく！
①戦略を練って
②それをどうやって現実化するか
③アウトプットして行く為のコミュニケーションスキル
この3段階の作戦を現実化して稼ぐ自分につなげるお手伝いをして行きたいと思います。気になる方は、お気軽にご相談くださいませ！
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