頑張り過ぎず楽しむことが、がん予防につながる
以前、乳がんに罹患したというブログを書きました。先月、術後6年の定期検診を受けて来まして、今年も特に問題はなくクリアーしました!
(前回のブログ:https://tanakumi.hatenablog.jp/entry/2020/02/13/231451)
今日は、もう少し振り返ってみたいと思います。
経緯
2013年8月に自覚症状があり検査を受け、翌月に乳がんと診断が付きました。まさか自分が?!なんで自分が?!と、絶望した後、3日間程度で我に返ることができ、闘病を決意しました。2人目の子どもが生まれて9か月だったので、生きなくちゃ!と奮起し、涙を封印しました。ここでもまだ強がっていたのだと、今になって思います。
私は、トリプルネガティブというタイプの乳がんで、ホルモンやHER2(タンパク質)受容体が陰性のタイプでした。乳がんにもサブタイプがいくつかあって、そのタイプによって、治療法が異なるのです。
2013年10月~2014年4月までの半年間、先ずは抗がん剤治療に入りました。3週に1度、通院して抗がん剤を点滴投与します。計8回に及ぶ抗がん剤治療でしたが、頭髪を失いウィッグになり、ちょっとしたマイナートラブル以外は、至って普通に生活ができていました。病院では、抗がん剤治療のコーナーは「オンコロジーセンター」となっていて、至って明るい空間だったのが印象的でした。
2014年5月に右乳房の部分切除の手術を終え、6~7月には通院で放射線治療を行いました。偶然にも、最後の放射線治療の日が自分の誕生日で「お疲れ様でしたー!」の声に、治療台の上で涙があふれたことは、忘れられません。
私の乳がんタイプは抗がん剤治療が全てで、その後の投薬治療はなく、3か月毎に経過観察をして来ました。6年経っても不安は付きものです。
原因はあるの?
医師に聞いても、乳がんに罹患した理由は分からない、とのこと。日ごろの生活や思考の積み重ね、環境、遺伝、免疫力・・・あらゆる要素が起因となっているようです。そう考えると、如何に日常生活を丁寧に生き、ストレスを溜めずにいるか、というシンプルさがベストなのではないでしょうか。現代は、その丁寧でシンプルな生活を送ることが、難しいのかもしれませんね。
私自身、振り返ってみると、何十年もの間、恐ろしく不摂生で、ストレスの重圧の中を必死で生きていたのは事実です。毎年受けていた乳がん検診でしたが、妊娠中だった年に受けておらず、その2年の間に、がん細胞がむくむくと芽生えて育ってしまいました。
経営者としての仕事も多忙で、妊娠中に何度、国内外の出張に出たことか。そしてペースを落とすことなく仕事をしていました。加えて、元夫からのモラハラを受ける日々で、強い悲壮感に苛まれる時期でもありました。何はともあれ、自分の体の中で自分が作ってしまった悪性腫瘍なので、自分で治すしかない!のですよね。
まとめ
生真面目なタイプの人や、許容オーバー人、ストレスを抱えて無理をしている人、自分のSOSサインを無視し続けている人などは、生活環境や仕事について、見直した方がいいと思います。
がんは予防できると思うので、基本的なことをシンプルに切り替えて行くことが大切!よく寝る、よく笑う、好きなことをする、我慢はしない、食事は美味しくバランスよく、です! とにかく、楽しみ、自分を大切にすること!
以上、あくまでも、私の闘病経験からの意見ではありますが、がんなどの病気にならなくて済む人が、どんどん増える平和な世の中になるよう、強く願っていますし、微力ながらサポートしたいと思っています。
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